体が小さくて首もすわっていない赤ちゃんは、まだまだ頼りなく遊ぶときも慎重になりますよね。それが4か月、5か月の赤ちゃんになると、体重も出生時から大きく変わり、首も完全にすわってくる頃。赤ちゃんとのスキンシップ遊びもできる幅が広がります。
この頃の赤ちゃんの体、知力の発達はどのくらい進んでいるのでしょうか。体を存分に使ったスキンシップ遊びも紹介します。
4コマ漫画 060 【4か月】高い高いで大開脚

生後4,5か月赤ちゃんの体と知力の発達
赤ちゃんの体の発達
生後4,5か月の赤ちゃんはどのくらいの体重に成長しているでしょう。
生後4か月の標準体重は、
男の子:5.67〜8.72kg
女の子:5.32〜8.18kg
生後5か月の標準体重は、
男の子:6.10〜9.20kg
女の子:5.72〜8.67kg
出生時と比べ、かなり大きくなりました。体重だけでなく身長も伸びましたね。
首もすわり、足がより活発に動くようになり、手指も上手に動かせるようになってきました。
赤ちゃんの知力の発達
周りのものに興味をもち、追視のできる範囲も首を振ることで広がります。周囲の音にも敏感になり、音のする方に顔を向けたりします。
また、知覚の連携も進みます。例えば、音が聞こえる→見る、見る→手を伸ばす→触る→といったように視覚や聴覚、手の動きが結びつきます。
生後4,5か月赤ちゃんとのスキンシップ遊び
体重も増え、首も完全にすわり、体幹もしっかりしてきました。知力も発達し、おとなの方とのスキンシップ遊びもできる幅が広がります。よりダイナミックな遊びに挑戦してみては。生後4,5か月の赤ちゃんと一緒にできる、体を存分に使った遊びを紹介します。
赤ちゃんとのスキンシップ遊び① 高い高い
赤ちゃんの両脇をしっかり支え、「高い高ーい」と抱き上げます。
ふわっと浮く感覚、着地した時の足底の感触、おとなの方の声が楽しいと感じるのでしょうか。赤ちゃんの楽しむ顔が正面から見られるので、コミュニケーションが取れます。
赤ちゃんとのスキンシップ遊び② いないいないばあ
「いないいない」でおとなの方の顔を隠して、「ばあ」で赤ちゃんに顔を見せましょう。声にも抑揚をつけて見るといいかもしれません。
おとなの方の顔に注目してくれないことがあると虚しいですが、笑ってくれると嬉しいですね。
赤ちゃんとのスキンシップ遊び③ 膝の上でおっとっと
膝上に座らせて同じ向きにさせ、赤ちゃんの脇下を支えておすわりをさせます。まだ一人座りできずぐらぐらしてしまうでしょうから、「おっとっと」と言って支え直してあげましょう。バランス感覚が鍛えられます。
まとめ
赤ちゃんも成長していくと遊び方も変わってきますね。体をたくさん使って筋力やバランス感覚を鍛えながら、一緒に遊んであげましょう。スキンシップ遊びをしながら、パパママが想像していない行動をし、笑わせてもらったり驚かせてくれるかもしれませんよ。
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