【育児マンガ掲載】立たせると足を突っ張るのは何という反射?いつから見られるか、あるあるエピソードも紹介

足を突っ張る 育児漫画

まだ立つには早い赤ちゃんでも、支えてあげると足をピーンと伸ばして立つような仕草をすることがあります。これは赤ちゃんの反射の一つです。なんという反射なのか紹介しています。

また、その反射はいつ頃から出現し、いつ消失するのでしょうか?月齢が進むにつれてその仕草も変化していきますよ。反射を試す方法や、この反射で見られる赤ちゃんの可愛い仕草・あるあるエピソードも紹介します。

4コマ漫画 059 【4か月】足つっぱり

足を突っ張る

赤ちゃんが足を突っ張る反射とは

赤ちゃんの両脇を抱えて抱き上げると、ピンと足を伸ばします。ぴょんぴょんと跳ねるように屈伸したり、自分で力強く着いた足を蹴り上げたりすることも。まだ一人で自分の体を支えて立つことはできませんが、その場で立とうとするような仕草をします。

このように支えられて立たせると足をピンと突っ張る仕草は、赤ちゃんが生まれながらに持つ反射の一つです。陽性支持反射の一部と言えます。

陽性支持反射とは

陽性支持反射
新生児の脇下を支えて抱き上げて足底を床につけると下肢、体幹が伸展し、起立する反応。(※)

「陽性」があれば陰性支持反射はあるの?

陽性支持反射の下肢が進展する反応と比べ、陰性支持反射は屈曲する反応です。

陰性支持反射
新生児の脇下を支えて空中に抱き上げると、下肢を屈曲する反応。(※)

陽性支持反射が見られる期間

陽性支持反射は、なんと胎児期後期から出現します。消失するのは生後3〜8か月です。(※)

新生児の頃から足を突っ張る仕草は反射としてできますが、より力強く活発になってくるのは生後4か月ごろでしょうか。この頃は足を伸ばしたと思っても長時間は伸ばしていられず、足をぴょんぴょん跳ねるように屈伸する動きになるかもしれません。

生後7か月ごろになると、さらに足の力がつき、抱き上げると自分から力強く足を蹴り上げるような仕草を見せることもあります。

陽性支持反射を試す方法

膝の上で抱っこしているとき、この陽性支持反射を試してみましょう。首がすわってからの方が安心です。赤ちゃんのお尻がおとなの方の膝につけている状態にして、赤ちゃんと向き合って両脇をしっかり抱えます。そのままゆっくり抱き上げてみましょう。座って屈曲させていた足を伸展させるでしょう。

膝の上でなくとも、安全な場所であれば床や布団の上などでやってみてもいいでしょう。

陽性支持反射の可愛い仕草

足をピンと伸ばす赤ちゃんの反射はとても可愛らしいものですね。しかし、やはりまだ体を支えるバランス感覚が乏しく、筋力も十分ではないので自分で立つことはできません。

だからこそ見られる、陽性支持反射の赤ちゃんの面白くて可愛い仕草があります。

陽性支持反射の可愛い仕草① 足をカクカク

おとなの方に手伝ってもらい、ピンと足を伸ばすことができた赤ちゃん。しかし、慣れない体勢にバランスが取りにくい様子。

床を踏み直したり、屈伸したりすることで、なんとかバランスを持ち直そうとします。何度も足の裏で床を踏み直し、足がカクカク動くので、ビートを刻んでいるようにも見えませんか?

陽性支持反射の可愛い仕草② 前方に倒れて迫ってくる

おとなの方と向かい合って足ピンしているときですが、少し赤ちゃんを支える力を弱めてみるとやはりうまくバランスが取れないことがわかります。体ごとおとなのいる方、赤ちゃんにとっては前方に倒れてしまうそうです。

ふらふらで危なっかしい状況。それでも赤ちゃんはパパママに遊んでもらっているという感覚なのか、とても楽しそう。体がふわっとする感覚やそのスリル感を味わっているのでしょうか。パパママの顔が近くで見られるのも楽しいのかもしれません。

前方に倒れてしまいそうになる赤ちゃん。向かい合っているおとなの方から見ると、赤ちゃんの顔がどんどん近づいて迫ってきます。暴れん坊の怪獣が襲いにかかって来るようですね。

まとめ

赤ちゃんの足を突っ張る反射を紹介してきました。いずれは消失してしまう、この時期しか見られない貴重な反射なので、見られるうちに試してみたいですね。

参考文献 (※)
1)バイオメカニズム学会誌.1999,Vol.23,No.3
2) PDF資料 https://text.nankodo.co.jp/cms/rehabilitation/pdf/pts/support/9784524255337/1.pdf

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