赤ちゃんは寝返りできることがわかると、自分でやってみようと練習にハマる時期があります。寝返りができるようになるのは生後いつからでしょうか。赤ちゃんの寝返りはどのような体の使い方をするのか、首がすわっていない赤ちゃんは寝返りはできるのか?その寝返りの体の使い方や寝返りの難関ポイントを、エピソードを交えて紹介します。
4コマ漫画 046 【3か月】寝返り練習

赤ちゃんが寝返りできるのはいつ
早い子は生後3か月から寝返りができるでしょう。赤ちゃんの4人に3人が、5生後〜6か月ごろに寝返りができます。
赤ちゃんには個人差があります。5−6か月健診の際に先生に発育・発達のチェックがあるのでそのときに確認してもらいましょう。
赤ちゃんの寝返りの身体の使い方
大人が寝返りをする場合、まず頭を横にし、次に上半身をひねり、足をクロスさせるという順序。つまり、上半身→下半身
しかし、赤ちゃんの寝返りは大人とは違います。まず足からひねります。そこに腕の動きが重なり、体の側面が下になるようにまで寝返りができます。つまり赤ちゃんの寝返りの場合、下半身→上半身
寝返りの難関ポイントとは
仰向けの状態で足をクロスさせ、腕も反対方向に持っていく第一ステップまではできても、その次が難しい。この状態でうつぶせ状態になっても、問題があるのです。
それは、片腕が上半身の下に敷かれていて抜けない!
そのためには腕を抜けるように上体を少し浮かせないといけませんが、このコツを掴むのには少々時間がかかりそうです。上体を支える腕の力や、一瞬不安定になる体を持ち堪えるバランス感覚が必要になってきます。
赤ちゃん自身がコツを掴んでできるようになることもあります。おとなの方も見守ってあげましょう。たまに、「こうするんだよ」と寝返りの仕上げを手伝ってあげるのも良いかもしれません。
首がすわっていない赤ちゃんの寝返りはどのようなものか
寝返り練習前のうつ伏せ練習の様子
娘の場合、生後1か月頃からうつ伏せ 練習をさせていました。その際に寝返りの動作も体験させていたためか、寝返りをしようとやる気を見せ始めたのは生後3か月の頃。しかし、この頃はまだ首が完全にすわっていませんでした。
【2か月】うつぶせ練習▼
【3か月】うつぶせ練習のその後▼
首がすわっていない赤ちゃんの寝返り
首がすわっていない赤ちゃんの寝返りの様子。まず、うつ伏せ状態から足、腕は勢いで横を向けました。しかし、その先のステップにはなかなか到達できない様子。まだ首が不安定なので、首をグイと持ち上げて上体のバランスを取ることが難しいよう。
「手伝って!」と助けを求めているのか、ワーワー泣いて騒ぎながら頑張ります。やはり、首がすわっていない赤ちゃんはおとなのサポートがないと一人で寝返りはできませんでした。
焦らずぼちぼちいきましょう。なんでも興味を持つことは大事だね。
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