おっぱいやミルクを飲むときに、わーわー泣いたり飲むのを嫌がったり、赤ちゃんの機嫌が良くないときってありますよね。少し飲んでもすぐ口を離して泣く暴れる、また飲んで…の繰り返し。これを「暴れ飲み」と名付けました。
この暴れ飲み、赤ちゃんはなにを訴えているのかママは混乱しますよね。観察していると、この暴れ飲みの原因と解決策を見つけたので紹介します。
4コマ漫画 030【1か月】暴れ飲み

暴れ飲みとは
時間的にもお腹が空いたのかなと思い、ぱいを与えようとしました。最初は勢い良く吸い付くのですが、ごくごくごくと3吸いくらいすると、口を離してわーわーと泣き始めます。顔を左右に振って全力でぱいから逃げようと暴れるのです。
「お腹が空いたじゃなかったのかあ」と一旦授乳を離れているとまた泣き出し、再度ぱいをあげると吸い付いてくるのです。「あ、やっぱりお腹空いてるの?」と思った矢先、また少し飲んだだけで口を離して泣いて暴れます。
こちらから口にぱいを持っていくと吸い付き、ごくごくごくと飲むのですが、またすぐに離して泣いて暴れて…の繰り返し。
はじめはこの事態に遭遇したとき、「飲みたいの?飲みたくないの?なに?どうしたの?」と混乱。
暴れ飲みとはこのような飲み方です。飲みたそうにするのに、ちょっと飲んだかと思えば直ぐに口を離して泣いて暴れる。それでもあげようとすると吸い付くが、また泣いて飲まない…。このループで全然集中しておっぱいやミルクを飲んでくれないのです。
暴れ飲みの原因
何度かトライして気がついたのですが、この暴れのみ状態の赤ちゃんは「お腹が空いた」ではないようです。暴れ飲みの原因は何にあるのか?
それは、眠気です。
暴れ飲みをする赤ちゃんは、眠気と闘っている状態。
口をはむはむと動かして吸うような動作をすることでリラックスすることや、口付近にモノが当たるとルーティング反射や捕捉反射という赤ちゃん特有の反射で、飲みたいわけでなくても飲む動作をしてしまうのです。それで、ママは「お腹が空いたのかな?」「飲みたいのかな?」と思ってしまいます。
暴れ飲みの対処法
暴れて集中して飲んでくれない。ちょっと飲んでは泣いて暴れる。このようなループに陥った時はどうすれば良いのでしょうか?暴れ飲みをする赤ちゃんがいたら、以下の対処法を試してみてください。
まずは、授乳する体勢のままでいいので赤ちゃんを座らせます。背中をとんとんとん…を軽くさすってあげましょう。泣き止んでだんだん落ち着いてきてくれるでしょう。授乳は中断して、赤ちゃんをねんねさせることに移行しましょう。背中トントンでだんだん眠気が勝り、必要であれば立って抱っこしたりして、難なくねんねモードに移行できるでしょう。
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